下の写真のように背中で指先をくっつけるように左右で行ってください。
すべての動作は動く側と支える側とあり、例えば右手を使うとき立っているときは左足を支えに、座っているときは左おしりを 支えとすることで右手をよりうまく使用することができます。 そうなると、よく使う方の手(利き手が多い)は物をもって持ち上げるような前側の動きが良くなり、反対に背中に手を回すなど 後ろ側の動きが悪くなります。左手は反対に前側の動きが悪くなり、後ろ側の動きが良くなります。 つまり右手が上のときの方が指先が近づく左重心の人がほとんどだと思います。 左右で差の少ない人ほど重心のブレは少ないです。
パソコン、書き物などで右手ばかりを使用している場合、動きの支えとなる左のおしりに加重がかかり上体が左へ寄っていきます。 こうなると右腰の筋肉、靭帯に引っ張られる力がかかり、右腰のコリや痛みを引き起こしやすいです。左腰は腰の関節が圧迫されるため、 左腰の痛み、足へのシビレを引き起こしやすいです。首はバランスをとるために、右へ傾いていきます。こうなると左首の筋肉、靭帯に 引っ張られる力がかかり左首から肩のコリや痛みを引き起こしやすいです。右首は首の関節が圧迫されるため、右首の痛みや右手のシビレなどを引き起こします。立ってるときは、左足が 軸になりやすく、より偏重している左足が見かけ上、長くなりやすく、左の軸に座っているときと同様の症状を引き起こしやすいです。